カンキツかいよう病
カンキツの代表的な細菌性病害である。葉、枝などに発生するほか、被害果実の商品価値を低下させ、多発すると樹体が衰弱する。薬剤防除や防風垣の設置、雨よけ栽培が行われる。@ishii
モモせん孔細菌病
モモの代表的な細菌性病害である。葉や枝、果実に被害が出る。葉に穴があくほか、激しい場合は落葉する。薬剤防除や防風垣、防風ネットの設置を行う。@ishii
ナシ黒星病
「幸水」、「豊水」などほとんどのナシ品種で発生が見られる最重要病害であるが、最近これに強い抵抗性を持つ「豊華」などの良質品種が登場している。薬剤防除回数の削減や特別栽培の実現にも期待がかかる。@ishii
ナシ赤星病
ビャクシン類のカイヅカイブキなど、別の植物(中間宿主)の上で越冬した菌の胞子(小生子、担子胞子)が春先に飛散してナシに引き起こす病害。農地周辺の宅地化が進み、最近発生が増加傾向にある。@ishii